(゚д゚) 

実は5月くらいに沙耶の唄を購入していて、それから週1ペースで少しずつ進めていたんだが、
今日ようやく全ED*1クリア。
普通のエロゲよりは短いんだが、内容がかなり濃いので短さは全く気にならなかった。
というかむしろ「やっと終わってくれた…」という気持ちの方が……orz
とりあえずグロやホラーが苦手な人と、精神的に参っている人はやらないことを奨める。
あと食前食後も止めておいた方が良い。ちょっとしばらくは肉食べられないわ……
全体としては、異常、狂気、そして純愛というのがキーワードって感じだったかな。
効果音がやたら肉感たっぷりだったのもあるが、
文章やBGMもどこか淡々としていて、かえって不気味さが表れていた。
あとあの異常風景やら猟奇さはしばらくすると慣れる、というか感覚が麻痺してくるけど、
終盤で郁紀だけでなく耕司の視点からの展開が増えてくると、改めてその狂気を思い知らされる…
みど…じゃなくて氷河流氏の演技も相変わらず凄かった。
その一方で、郁紀と沙耶の純愛が儚くも鬱くし…いや、美しい。
特にトゥルーED*2ラストのシーンは沙耶のCGも綺麗で凄く良かった…。・゚(つД`)゚・。
それにしても、この作品はただ狂気を扱っているだけでなく、
自分が世界をどう認識しているのか、という認識論的なことについて考えさせられる。
つまり、「自分が今見ているものは、本当に自分が見ている通りのものなのか?」ということだが。
上手く表現出来ないが結局の所、自分が認識している風景こそが自分にとっての世界、といった所だろうか…

*1:と言っても3つしか無い&選択肢も2つだけだが

*2:と言って良いのかはかなり疑問だが