「『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!」――――ウィル=A=ツェペリ


ワンダと巨像をクリア。
ICOを作ったチームによる後継作のような位置付けで、映像の美しさは健在。
前作は巨大な城の中が舞台だったが、今回は広大な大地を駆け巡る。
草原、砂漠、湖、荒野、洞窟、遺跡などなど、とにかく広い上に様々な景色が楽しめる。
しかもゲームの舞台全てがシームレスとか凄すぎるだろ…本当にPS2のゲームかこれ…
ストーリーは前作同様に、多くを語らずほとんど台詞無しで進むのが面白い。
ラストは哀しくも美しい…。・゚(つД`)゚・。
ゲームの進行は、
巨像の居場所を探す→巨像の弱点を探す→弱点まで辿り着く方法を探す→弱点を攻撃して倒す→次の巨像を(ry
というパターンが続くだけ。
でもその巨像戦がとにかく面白い。
とにかくデカくて近付くのも怖いし、弱点までの行程も毎回頭を使うし。
戦っている感覚としてはややモンハンに近いかも…
そして弱点に辿り着くと音楽が勇壮な曲調になるのが脳汁出る(゚∀゚)
倒すと一転して悲しげな曲調になって、申し訳なさというか罪悪感というか…*1
ICOでもそうだったけど、このスタッフは言葉を用いずに雰囲気や演出だけで語るのが凄く上手いぜ…
あとアグロ(主人公の馬)可愛いよアグロ。馬萌え。
舞台がとにかく広いので、移動には必然的に馬を使うことになるんだが、
一緒に冒険しているうちに段々と愛着が沸いて来る(*´Д`)
でも最後の巨像戦前に…(´;ω;`)
こういう演出もやはり上手いんだよなぁ…最近なかなかこういうゲームって無いから新鮮。

*1:キャッチコピーも「最後の一撃は、せつない」